別ユーザーでColdFusion Builder の起動時にエラーが発生した場合

ColdFusion Builderをインストールして起動を行った後、OSの別ユーザーでログインして、そのユーザーでColdFusion Builderを起動すると、下記のエラー(エラーが発生しました。ログ・ファイル null を参照してください。)が発生して正しく起動できない場合があります。

これは ColdFusion Builder を構成している Eclipse 側で、別アカウントで起動を行った際にがエラーの原因となります。ログファイルの場所が表示されませんが、ログファイルは、[cfb_root]\configuration フォルダ内に出力されています。

logファイルには、下記のようなエラーが表示されていました。

!ENTRY org.eclipse.osgi 4 0 2019-07-16 13:07:11.491
!MESSAGE 構成 C:\ColdFusionBuilder2018\configuration\org.eclipse.osgi\.manager\.fileTableLock (アクセスが拒否されました。) の読み取りエラー
!STACK 0
java.io.FileNotFoundException: C:\ColdFusionBuilder2018\configuration\org.eclipse.osgi\.manager\.fileTableLock (アクセスが拒否されました。)
    at java.base/java.io.RandomAccessFile.open0(Native Method)
    at java.base/java.io.RandomAccessFile.open(RandomAccessFile.java:345)
    at java.base/java.io.RandomAccessFile.<init>(RandomAccessFile.java:259)
    at java.base/java.io.RandomAccessFile.<init>(RandomAccessFile.java:214)

.fileTableLockのアクセス が拒否される問題については、別の記事「ColdFusion Builder の起動時に「構成ロケーションが正しくありません」エラーが発生」でも紹介していますが、原因は同様で、ファイルに対するアクセス権が最初に起動したユーザーに限定され、次にログインしたユーザーではアクセス権を持っていないために発生する模様です。

このエラーの回避としては、.fileTableLockのファイル権限を確認してください。権限に問題が見られない場合は、ColdFusion Builderを「管理者として起動(例: ショートカットをマウスで右クリックし、[管理者として実行]を選択)」したり、.fileTableLock を別ファイル名にリネーム(例:temp.fileTableLock)したりして、ColdFusion Builderをもう一度起動してください。

また、上記のエラーは回避した後も、ワークスペースの指定が最初のユーザーのフォルダ配下で、別ユーザーからはアクセスできない場合があります。その場合は、次に進んでもワークスペースが選択できないので、やはり下記のようなエラーとなります。

この場合は、後からログインしたユーザーがアクセスできる場所にワークスペースを指定しなおせば、起動できるようになります。

また、何度も古いワークスペースがデフォルトになる場合は、ワークスペースの設定を変更します(上部メニューの[ウィンドウ]-「設定」で、[一般]-[開始およびシャットダウン]-「ワークスペース」を選択します)。

古いワークスペースを除去する際は、ColdFusion Builderを「管理者として起動(例: ショートカットをマウスで右クリックし、[管理者として実行]を選択)」していないと設定が反映されない場合がありますのでご注意ください。

 


記事公開日:2019年07月16日
最終更新日:2019年07月16日


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