データソース接続設定について注意するポイント

ColdFusionのデータソース設定を登録する際に注意するポイントについてまとめました

ColdFusion Administratorの「セキュリティ＞セキュアプロファイル」の『セキュアプロファイルを有効にする』を有効にした場合、データソースの[詳細設定]にある『使用可能なSQL』のdrop,revoke,create,alter,grant とストアドプロシージャ実行のデフォルトが無効（チェック無）になります。
- ストアドプロシージャなどを使用する場合は、この設定を手動で有効にする必要があります。
データソースの[詳細設定]にある『CLOB』『BLOB』はデフォルトで無効になっています。この設定が無効になっている場合、（デフォルトで）64000バイトを超えるデータを取得すると64000バイト以降のデータは切り捨てられます。
- XMLやWDDX、JSONなどのデータをDBに保存している場合、あるいは大きなサイズのバイナリを保存している場合、それを取得する際に、思わぬデータの欠落が発生する場合があります。
- （デフォルトで）64000バイトを超えるデータを取得することが見込まれる場合は、『CLOB』『BLOB』を有効にしてください。
データソースの[詳細設定]にある、『プールされるステートメントの最大数』の数を増やし過ぎないください（デフォルトは100です）。この設定は、運用中のColdFusionアプリケーションの中でプリペアードステートメント（CFでよく使うのは、<cfqueryparam>やQueryExexuteでバインドパラメーターを使ったSQLを実行した場合）の数に相当します。プリペアードステートメントは、コネクション単位にプールに保持されますので、この最大数が大きいと理論上はその分のリソースを消費することになります。

記事公開日：2022年09月26日
最終更新日：2022年09月26日

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