OracleのJDBC URLにServiceNameが複数登録されている場合の対処方法

ColdFusion Enterprise版でOracleに接続するデータソースを登録してしばらく運用したのち、ColdFusion Administratorの「サーバーの設定＞設定要約」ページを開き、そのデータソースの情報を確認すると、JDBC URLに「ServiceName=」が大量に付加されている場合があります。

これは、Oracleへのデータソースの登録時に、「サービス名」を選択して登録した場合、ColdFusionのサービスを再起動するたびに JDBC URLにServiceName=サービス名;が1個ずつ追加されていくというColdFusionの不具合です。

CF-4214528 | Tracker (adobe.com)

JDBC URLに同じサービス名が複数登録されていてもOracleへの接続等には支障が無い模様ですが、再起動の頻度が高い場合は、このエントリが増え続けるため、任意のタイミングで下記の操作を行ってください。

ColdFusion Administratorにログインします
データソース設定画面に移動して、増殖を確認したデータソースを選択します
データソースの設定画面に切り替わりますので、そのまま何も変更せずに[送信]ボタンを押して、設定を更新してください
「サーバーの設定＞設定要約画面」に移動して、更新したデータソースのJDBC URLを確認し、ServiceNameの重複が無くなっていることを確認してください

3.の設定を更新する際に、そのデータースを使用したOracleへの長時間の処理が行われている場合、更新に失敗してエラーが発生する場合があります。長時間の処理時が行われていないタイミングで更新を行ってください。

記事公開日：2023年09月13日
最終更新日：2023年09月13日

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