Unix環境でシステム起動時にColdFusionが起動されると英語ロケールになる

Unix環境にColdFusionをインストールする際、下記のインストールオプションで、『システム init 上で ColdFusion を開始』オプションを有効にすると、(例として)RedHat Linux Enterpriseの場合、/etc/init.d/coldfusion_ に起動用スクリプトが書き込まれ、システムの起動・終了時にColdFusionが起動・終了するように設定されます。

しかしながら、（環境によっては）システムの起動時にColdFusionが起動した際のロケールが英語となり、ColdFusion Administrator のメニュー等が英語で表示される場合があります。（この動作の条件として、システム起動ではなく手動でスタートスクリプトを実行した際は日本のロケールとなり ColdFusion Administratorが日本語で表示されるのが特徴です）。

ColdFusionの起動時に設定されるローケルは、デフォルトではJVM ロケール（OSのロケール）となります。ただし、システム起動時においては、環境やタイミング等で、英語のロケールがデフォルトとして認識されます。

この対応としては、対応としましてはColdFusionの起動スクリプトファイルに LANG の設定を手動で指定頂く方法（例：LANG=ja_JP.UTF-8）や、ColdFusionの『JavaとJVMの設定』でJVMロケールを指定する方法をお試しください。

（『JavaとJVMの設定』でJVMロケールを指定する方法）
http://help.adobe.com/ja_JP/ColdFusion/10.0/Developing/WSc3ff6d0ea77859461172e0811cbec22c24-67f2.html
（※抜粋）ColdFusion Administrator の [Java と JVM の設定] ページの [JVM 引数] フィールドを使用すれば、ColdFusion の JVM ロケール値を明示的に設定できます。次に例を示します。
　-Duser.language=de -Duser.country=DE

上記のマニュアルを参考に、「-Duser.language=ja -Duser.country=JP」などを指定して動作をご確認ください。（※JVMのロケールの詳細については、インターネットの一般情報サイト等を参照ください）

記事公開日：2013年01月15日
最終更新日：2013年07月16日

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