データソースをアプリケーション単位（プログラム内）で登録する

ColdFusion MX以降、長らくの間、アプリケーション単位（プログラム内）で動的にデータソースを登録することはできず、ColdFusion Administrator や Adminiapi を使用したグローバルな登録のみ有効でしたが、ColdFusion 11 よりアプリケーション単位のデータソース登録が可能となりました。これによりAdministratorやAdminapiにログインすることなく、独自のデータソースをアプリケーション内で使用することができるようになりました。

例：

this.datasources.derbytest={ driver="Apache Derby Embedded", database= "C:/ColdFusion11/cfusionv/db/artgallery/"};

その他の指定方法のサンプルは、開発元のブログやオンラインマニュアル（現時点で英語のみの提供）を参照下さい。

ColdFusion 開発元公式ブログ
Application datasources in ColdFusion
ColdFusion 11オンラインマニュアル
Application variables

尚、ブログのコメントにも記載がありますが、接続ユーザー/パスワードの記述を暗号化する事には対応していません。利便性が高まりますが、例えば直にソースコードにパスワードを含む接続情報を記述することによってセキュリティのリスクも考慮が必要です。指定する値に対する暗号化・複合化などもご検討頂くことをお勧めします。

※記事のカテゴリを「ColdFusion 11情報」から「技術情報」に変更しました。

記事公開日：2014年09月22日
最終更新日：2016年11月22日

Sample Modal Window

This is just a sample…