ColdFusion 9.0.1 以降で追加されたログファイル（http.log 等）について

ColdFusionが出力するログには、ユーザーに報告（画面に出力）されたColdFusionエラーが記録されるapplication.logやタスクスケジュールに関するscheduler.logなど、さまざまなログが出力されます。

ColdFusion 9.0.1以降では新たに <cfhttp>タグやタスクスケジューラー（内部で指定されたurlに対して<cfhttp>が呼び出されます）の実行時に出力される http.logやftp、webserviceなどタグによって呼び出された内部処理に関するログが出力されるようになりました。詳しいログの種類は下記をご覧ください。

http://help.adobe.com/ja_JP/ColdFusion/10.0/Admin/WSc3ff6d0ea77859461172e0811cbf3638e6-7fe0.html#WSd160b5fdf5100e8f1a9fa44312a37dfaba0-7fff

新たに追加されたログファイルは、動かすアプリケーションによってはログのファイルサイズが大きくなる場合があります。たとえば<cfhttp>やタスクスケジュールを多用している場合は http.log を、ftp 処理などが非常に多い場合は ftp.log などです。

また、それらの出力に加えて、標準出力が書き込まれるログ（ColdFusion 9の場合 [cf9_root]/runtime/logs/coldfusion-out.log や [cf9_root]/logs/cfserver.log、10の場合 [cf10_root]/cfusion/logs/coldfusion-out.log）のログのサイズがそれまでのバージョンよりも大きくなり易い場合があります。

ログファイルのファイルサイズが増える事を抑える対応として、ColdFusion Administrator にてログファイルの出力を無効に設定することが可能です。

ただし、ColdFusion 9 の場合は ColdFusion を再起動すると無効の設定が初期化されて再びログの出力が有効になることにご注意ください。ColdFusion 10 では再起動後も設定が維持される仕組みとなっています。

記事公開日：2013年02月08日
最終更新日：2013年02月12日

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