ColdFusionのCFFORM機能(CFFORM,CFINPUT,CFSELECT,CFTEXTAREAタグ)は、HTMLのフォーム機能を拡張し、JavaScriptやColdFusionサーバー側で入力必須や値の検証の機能を利用することができます。
現在では、HTML5のフォーム機能で同様の入力チェックが行えるため、今後新たにフォームのページを作成される際には、CFFORM機能は必須ではないかと思いますが、以前のバージョンで動かしていたプログラムを新しいバージョンでも使用する場合には、いまでもCFFORM機能は使用されているかと思います。
ただし、この値の検証機能によって、思わぬエラーが発生する可能性があります。それは、フォームフィールド(入力欄)に付ける名前が、ColdFusionによって予約されている名前を含んでしまうと、サーバーサイドの検証機能が動いてしまう場合があります。
例えば、下記のような記述をすると
<cfform>
<cfinput name="p1" validate="date" value="" message="正しい日付を入力してください" validateAt="onServer">
</cfform>
ブラウザには、以下のようなコードが戻されます
<input name="p1" id="p1" type="text" value="" />
<input type='hidden' name='p1_CFFORMDATE' value='正しい日付を入力してください'>
隠しフィールド(<input type="hidden")が追加されています。ColdFusionは、Form変数として渡されてきた項目名に、サーバーサイドで検証する物が含まれていると、処理の最初にルールに載った検証を行います
https://help.adobe.com/ja_JP/C
(P.33 予約語)※PDF内のページ:39
また、次の語句のいずれかで終わるフォームフィールド名も作成し
参照してください。
• _integer
• _float
• _range
• _date
• _time
• _eurodate
※上記の例では、p1_CFFORMDATEというhi
ddenフォームが自動生成されますが、過去のバージョンでは、名前_dateというhid denフォームが自動で作成されていました。
そのため、
<input type="text" name="p2_date" ..> や <input type="text" name="p3_time" ...>
などのフィールドを指定していると、その名前でフォームを送信した際に、ColdFusionによって、p2の値を日付形式かチェックしたりp3の値が時間形式かをチェックするような処理が行われてしまい、予期しないエラーとなる場合があります。
フォームを使用する際には、フォームフィールドに指定する名前にご注意ください。尚、Application.cfm や Application.cfc で、このサーバーサイド検証の機能を無効化することができます。運用されるアプリケーションではサーバーサイドの検証は行う必要が無いということであれば、機能を無効にしてください。
記事公開日:2022年03月30日
最終更新日:2022年03月30日
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