ColdFusion クロージャー - ColdFusion Associate

※ベータ版の情報のため、今後変更される場合があります（機能・エディション制限等）

ColdFusion 10 beta 版マニュアル「Developing ColdFusion 10 Applications」より
http://help.adobe.com/en_US/ColdFusion/10.0/Developing/WSf23b27ebc7b554b664dd90601357fb06a77-7ffc.html

クロージャは、関数の中に定義する関数です。外側の関数で変数を宣言し、その変数を内側の関数からアクセスすることができます。

ColdFusion 10 beta 版マニュアル「Developing ColdFusion 10 Applications」-「Using closures」より

<cfscript>
function helloTranslator(String helloWord)
    {
        return function(String name)
            {
                return "#helloWord#, #name#";
             };
    }
helloInHindi=helloTranslator("Namaste");
helloInFrench=helloTranslator("Bonjour");
writeoutput(helloInHindi("Anna"));
//closure is formed.
//Prints Namaste, Anna.
writeoutput("<br>");
writeoutput(helloInFrench("John"));
//Prints Bonjour, John.
</cfscript>

上記の場合、ユーザー定義関数helloTranslatorはクロージャー（関数内に定義されている無名関数）を返します。戻り値は、helloInHindi, helloInFrench変数に格納されます。また、helloTranslator関数の呼び出し時には、一つの引数が渡され、外側の関数（helloTranslator）の引数hellowordとしてセットされます。

外側の関数が返された後、内側の関数が実行可能となります。クロージャーは内側の関数が実行できるようになったときを指し、helloInHindi, helloInFrench は関数自体は同じですが、それぞれ異なる引数の値を持つクロージャーということになります。

クロージャーを呼び出した時、引数（Anna や John）が内側の関数の中で使用できるのに加え、外側の関数内でセットされた変数（helloword）にもアクセスすることができます。クロージャは、生成された時点の環境への参照（外側の関数内のローカル変数値など）を保持し、参照する事が可能です。

ColdFusionクロージャーに関する情報サイト（一般サイトを含みます）

http://www.bennadel.com/blog/2331-ColdFusion-10-Beta-Closures-And-Function-Expressions.htm
- 上記記事を始め、クロージャーに関する複数の情報が投稿されています。

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