応答ヘッダ（Response Header）に自動でExpiresやCache-Controlが付加された場合の対処

ColdFusion 11をインストールする際、「ColdFusionサーバープロファイルを選択」で「開発プロファイル」を選択した場合などで、リクエストの応答ヘッダに Expires や Cache-Control、Pragma が自動的に付加され、ブラウザの[戻る]ボタンを押して前のページに戻った時などの挙動が以前のバージョンと異なります。

下記は、あるColdFusionページをリクエストした時の応答ヘッダの例です。Cache-Control や Expires などが自動で付加され、ブラウザ側でのキャッシュをさせない動きとなります。

これは、ColdFusion 11より追加されたモバイルアプリケーションのデバッグ機能によるもので、インストール時に「開発プロファイル」を選択すると、この機能がデフォルトで有効になります。

このモバイルアプリケーションのデバッグ機能は ColdFusion Administrator で無効にすることができます。ColdFusion Administrator にログインして、[デバッグとロギング]-[リモート調査設定]ページを開き、「リモート DOM 調査設定」の『リモート調査を許可』を無効（チェックを外す）ことで、回避できます。

▽「リモート調査を許可」を無効にした後の応答ヘッダの例

または、ColdFusion 11インストール時の「ColdFusionサーバープロファイルを選択」で「本番プロファイル」を選択すれば、デフォルトで「リモート調査の許可」が無効にセットされますので、この方法でも回避することが可能です。

記事公開日：2015年01月06日
最終更新日：2015年01月07日

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