IISのコネクタを削除した際にMIMEタイプに.airの設定が残る

ColdFusionとIISとの接続コネクタをWebサーバー設定ツール(wsconfig)で削除した際に、[MIMEの種類]の「.air」が残ったままになります。

△はWebサーバー設定ツールでIISとの接続を追加する際に、Webサイトで「すべて」を選択した場合です。Webサイトで「Default Web Site」など各Webサイトを選択した時は、選択したサイトのMIMEの種類に「.air」が追加されます。

Updateの適用やバージョンアップの際に、Webサーバーコネクタの再定義(一旦、既存のWebサーバーの登録を削除して、再度追加し直す)などが必要な場合があります。その際に、この「.air」の設定が残ったことが原因によるHTTP500エラーが発生する場合があります。

https://helpx.adobe.com/jp/coldfusion/kb/troubleshoot-error-500-coldfusion.html
「ColdFusion のエラー 500 のトラブルシューティング」

【エラー 500 が発生する理由の④を抜粋】
config.xml ファイルで定義されている設定を IIS で読み取れなかった場合は、ColdFusion でエラー 500 が発生する可能性があります。コネクタが IIS に設定されている場合、ColdFusion は必要な MIME タイプを IIS に登録しようとします。コネクタ設定時に選択されたオプションに基づいて、MIME タイプはサーバーまたは特定のサイトに登録されます。ColdFusion が MIME タイプを登録しようとすると、IIS はそれを web.config ファイルに格納します。このエントリは実際には重複なので、IIS は影響を受けるサイトからページを配信できません。その結果、エラー 500.19 が発生します。この問題を解決するには、IIS マネージャー/<検討中のサイト>/MIME の種類に移動し、.air 拡張子を参照しているエントリを削除して、コネクタを再設定します。

[MIMEの種類]に「.air」が残ったまま、コネクタを再度追加することで、必ずしもエラーが発生するわけでは無い模様ですが、Webサーバー設定ツールでIISのWebサイトの選択で「すべて」や「各Webサイト」を選択したときは削除前と違う箇所に(二重に)MIMEの種類の「.air」が登録されることになるため、それにより不整合が生じる可能性があります。

もし、Webサーバー設定ツールでColdFusionとIISとの接続コネクタを削除⇒追加した際などに、不明な500エラーが発生するようになった場合は、IISマネージャーを起動し、追加した際のWebサイトの[MIMEの種類]から「.air」を削除してください。

「.air」は、現在のColdFusion 2023や2021では使用していないため、削除しても問題ありません。また、この問題は以下に不具合登録されています。
https://tracker.adobe.com/#/view/CF-4221990
 


記事公開日:2024年06月05日
最終更新日:2024年06月05日


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