JVM引数： proxyの設定について

ColdFusionサーバーを社内プロキシによってインターネットへの接続が制限されているネットワークで運用している場合、ColdFusion Administrator からの「サーバー更新」の実行や、<cfhttp>・スケジュールタスクによる外部ネットワークへのアクセスに制限が生じる場合があります。

社内プロキシの設定をColdFusion Administratorの「サーバー設定＞ Java と JVM」のJVM引数に追加することで、社内プロキシを経由したインターネット接続が行え、それら制限を回避することが可能です。

プロキシの設定は、ColdFusion Administratorにログインし、「サーバー設定＞ Java と JVM」の『JVM引数』に下記のエントリを指定してください。

-Dhttp.proxyHost=プロキシホストのURL -Dhttp.proxyPort=プロキシのポート番号 -Dhttp.proxyUser=プロキシへの接続ユーザー -Dhttp.proxyPassword=接続ユーザーのパスワード

※ 他の引数との項目をスペースで区切り、改行などは入れないようにしてください

（2021.3.30追加）さらに、非Proxyネットワーク環境下で、Proxyソフトを使用してソフトウェアProxy経由で接続を行った際などに、従来のProxy設定に加えてhttpsのProxyの設定も明示的に追加する必要がありました。そのため、上記に続いて、下記のエントリも指定してください

-Dhttps.proxyHost=プロキシホストのURL -Dhttps.proxyPort=プロキシのポート番号 -Dhttps.proxyUser=プロキシへの接続ユーザー -Dhttps.proxyPassword=接続ユーザーのパスワード

※ 他の引数との項目をスペースで区切り、改行などは入れないようにしてください

また、プロキシの設定を行うと、逆に同ネットワークの別PCへの接続が行えなくなるような場合は、下記のプロキシ設定も追加します。

-Dhttp.nonProxyHosts=localhost|127.0.0.1|10.*|192.168.*

記事公開日：2020年07月06日
最終更新日：2021年11月05日

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