Webサーバーコネクタログの肥大化について

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ColdFusionとWebサーバー（IISまたはApache）とのWebサーバーコネクタを登録する際に使用するWebサーバー設定ツール（wsconfig）にて、「詳細設定」の『コネクタの詳細ロギングを有効にする』にチェックを入れてWebサーバーコネクタを登録した場合（もしくは後から手動でコネクタのログのレベルを変更した場合）、Webサーバーコネクタのデバッグ情報がコネクタのログに出力され、それによってログファイルが肥大化する場合があります。

本番環境でコネクタログの肥大化を避けるために、ログの出力レベルの変更を行ってください。

※ColdFusionとWebサーバーの再起動が必要となりますため、既存の運用に
影響がないタイミングで実施してください。

【手順例】

1. Webサーバーコネクタを登録すると、[cf_root]\config\wsconfig\1・2・3…（例：c:\ColdFusion2023\config\wsconfig\1）と数字フォルダが作成されていきます。複数のWebサーバーコネクタを登録している場合は、該当する（肥大化している）数字フォルダを開きます
2. 数字フォルダ内にある設定ファイルを、メモ帳等テキストエディタで変更します（もし、一般ユーザーでのファイルの変更が行えない場合は、メモ帳等を[管理者として実行]を選択して起動して、設定ファイルを開いてください）
   • IIS の場合
     • isapi_redirect.properties ファイルを開き、ファイル内の「log_level」を確認して、 debugやerrorになっている場合は、info に変更してください
       　log_level= info
   • Apache の場合
     • mod_jk_vhost.conf ファイルを開き、ファイル内の「JkLogLevel」を確認して、debugやerrorになっている場合は、info に変更してください
       　# Set the jk log level [debug/error/info]
       　JkLogLevel info
3. ColdFusion を停止します
4. Webサーバーを停止します
   • IIS の場合
     • World Wide Web 発行サービスを停止
   • Apacheの場合
     • Apache2.4サービスを停止、または、systemctl stop httpd や apachectl stop
5. 肥大化したログを削除します
   • IIS の場合
     • isapi_redirect.log
   • Apacheの場合
     • mod_jk.log
6. Webサーバー・ColdFusionサーバを起動します

記事公開日：2024年09月26日
最終更新日：2024年09月26日