Update適用後にAdministratorの一部ページがエラーになる

ColdFusion 2023や2021のUpdateを適用した後、ColdFusion Administratorの一部のページにアクセスするとエラー(画面が真っ白になり、ColdFusionのログにエラーが出力)が発生する場合があります。これは、古いキャッシュによるものの場合や、Update時に最新のパッケージをダウンロードできなかった場合に発生する場合があります。

古いキャッシュによるもの

以下の方法にて、ColdFusionに残されているキャッシュを削除することで解消するかを確認してください。

  1. ColdFusion を停止します
    • Windows環境の場合はOSのサービスの一覧からColdFusion 2023|2021 Application Serverサービス選択してサービスを停止します
  2. [cf_root]\{インスタンス(cfusion等)}\bin 内の『felix-cache』フォルダをフォルダごと削除します
    • 例: c:\ColdFusion2023\cfusion\bin 内の felix-cache
  3. [cf_root]\{インスタンス(cfusion等)}\wwwroot\WEB-INF\cfclasses フォルダ内の『*.class』ファイルをすべて削除します
    • 例: c:\ColdFusion2023\cfusion\wwwroot\WEB-INF\cfclasses 内
  4. ColdFusion を起動して、ColdFusion Administratorにアクセスし、エラーが解消されるかを確認しますす

コーディング例

例えば、ColdFusion 2023 Update 7を適用する際に

  1. Updateを手動で適用(例えば ColdFusion 2023 Update 7 を適用)
  2. パッケージサイトの『サイトURL』に指定されているパスが古いアップデータのファイルだった(例えば、サイトURLはUpdate 5のままだった D:\hotfix-packages-cf2023-005-330608\bundlesdependency.json)

この状態でUpdateを適用すると、コアはUpdate 7に更新されますが各パッケージはUpdate 5が最新となりUpdate 7で更新されたいくつかのパッケージが更新されません。そのため、Update 7を実行していてもAdministratorはUpdate 5相当のパッケージで動作する可能性があります。この問題に該当された場合は、パッケージマネージャー(cfpm)を使用して最新のパッケージをインストールします。

  1. Updateを手動で適用されている場合は、以下のFAQに沿ってパッケージサイトの『サイトURL』のパスが正しいUpdateのパッケージを指定しているかを確認してください
  2. サイトURLの指定が正しい(デフォルトのURLまたは手動で配置したパッケージファイルの場所)ことを確認したら、コマンドプロンプト管理者権限で開きます
  3. [cf_root]\cfusion\binフォルダに移動します
    • 例 cd c:\ColdFusion2023\cfusion\bin)
  4. cfpm.batを実行します
  5. 「cfpm>」が表示されたら update all と入力します。
  6. パッケージのアップデートが実行されます。パッケージの更新が終わったら、list と入力してadminapiやadministratorパッケージが更新されていることを確認します
    • Updateすべてでadministratorパッケージが更新されるわけではありません。その場合は適用したUpdateにもっとも近いバージョンのadministratorパッケージがインストールされていることを確認してください
  7. 必要に応じて(サービスの再起動後にパッケージが更新される等のメッセージが表示された場合)、ColdFusion を再起動します
  8. ColdFusion Administratorにログインして、動作を確認してください。

記事公開日:2024年06月05日
最終更新日:2024年06月05日


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