ColdFusionをバージョンアップすると、これまで動作していたAjax機能が動かない場合があります。例えば、以下のような状況です
この原因としては、以下の2つがあげられます。それぞれの確認点や対応方法について説明します。
Internet Explorerの互換性表示が有効になっている
以前のバージョンで動作していたcfajaxproxyやAjax機能が、新しいColdFusionバージョンでは動作しないということがあります。以前のシステムをそのままバージョンアップしたため、使用するブラウザがChromeやFirefox、Edgeではなく、引き続きInternet Explorerであることが特徴です。Internet Explorerには、互換性表示機能があります。この機能を有効にしている場合、古いバージョンのInternet Explorer 7 や 5 相当の動作となり、新しいColdFusionバージョンに同梱されているJavaScriptが動作しなくなります。
そのため、Internet Explorerで互換性表示を無効にすると、IE10または11相当に変更しないと、カレンダーやチャート、CFAJAXPROXYが動作しなくなります。IISにヘッダーを付加している場合は、そのバージョンを変更するか、ヘッダーを無効にします。ColdFusion側で対応するには、<cfheader>を使用して、ブラウザのレスポンスヘッダに「X-UA-Compatible」を指定する事で互換表示時のIEのバージョンを変更できます。
<cfheader name="X-UA-Compatible" value="ie=10">
※Application.cfmやApplication.cfcに記載することで、そのアプリケーションのすべてのColdFusionページでIEの互換表示バージョンを指定するなどが可能です
また、ActiveDirectoryなどでブラウザの設定を行っている場合もあるようです。特にIntenet Explorerの互換性表示には、「エンタープライズ」という設定があり、これを有効にしていると、Internet Explorer 8までの互換表示の制限となるため、多くのColdFusionのAjax機能が動作しなくなります。この設定は、IE8までしか提供されなかったWindows XP向けに作成されたWebサイトをIE11で開いた際の互換性を向上させるためのも
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この設定は古い機能であり、ColdFusion 2021や2018に搭載されているJavaScriptに対応ができないので、デフォルトのモード(デスクトップ)にした上で<cfheader name="X-UA-Compatible" value="IE=11">を適用してください。
記事公開日:2021年03月22日
最終更新日:2021年03月22日
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