ColdFusion 2016のサイレントインストールに関する参考情報

ColdFusion 2016のインストーラーは、従来のバージョンと同様にサイレントインストールを行うことができます。

詳細は、下記のオンラインマニュアル(日本語)をご参照下さい。
https://helpx.adobe.com/jp/coldfusion/installing/installing-coldfusion-silently.html

※英語のマニュアルページには、各項目の解説や、デフォルト値がより適切になったプロパティファイルが公開されています。そのため、プロパティファイルは英語ページの内容をコピー&ペーストして作成されることを推奨します。
https://helpx.adobe.com/coldfusion/installing/installing-coldfusion-silently.html

上記で紹介されている設定項目をプロパティファイルとして保存し、インストーラーの実行時に -f オプションと共にプロパティファイルを指定するとサイレントインストールが実行されます。
(インストーラーと同じフォルダに installer.properties というファイル名(マニュアルの解説はsilent.propertiesファイルとありますが誤りです)でプロパティファイルを保存すれば、インストーラーを実行すると自動でサイレントインストールを開始します)


※上記はCF2016のサイレントインストールの実行中の画面です。プロセスの一覧に「ColdFusion_2016_WWEJ_win64.exe」(64bit版ColdFusion2016)が実行され、プロパティファイルに記載された設定に従って各種インストールが実行されます(他にも「adobe_cf.exe」などのプロセスが起動します)。インストールが完了すると「ColdFusion_2016_WWEJ_win64.exe」プロセスが終了し、「coldfusion.exe」や「coldfusionsvc.exe」が起動しますのでそれらプロセスの存在有無を確認するか、インストール直下に作成される「Adobe_ColdFusion_2016_インストール_mm_dd_yyyy_hh_mm_ss.log」ファイルを確認し、インストールが完了したかどうかを判断して下さい。

 

(設定するプロパティについて:一部のみ)※すべてのプロパティの説明は、上記の英語ページを確認下さい

  • SILENT_LICENSE_MODE … ライセンスを適用する場合は fullを指定して、SILENT_SERIAL_NUMBERを指定して下さい。アップグレードライセンスの場合は、旧バージョンのライセンスをSILENT_PREV_SERIAL_NUMBERに指定下さい。それ以外はtrial(評価版)またはdeveloper(デベロッパー版)を指定します
     
  • SILENT_INSTALL_FOLDER … インストール先を指定して下さい。Linuxの場合は、/opt/coldfusion2016のように、/から始めるパスを指定します。Windowsの場合は、必ずファイルパスの円記号(¥)を二重の円記号(¥¥)でエスケープして下さい
     
  • SILENT_ENABLE_PROD_SECURE_PROFILESILENT_ENABLE_PROD_DEFAULT_PROFILESILENT_ENABLE_DEV_PROFILE … 「ColdFusionサーバープロファイルの選択」に相当します。3つのうち、どれか一つだけをtrueに指定し、他の2つはfalseを指定して下さい。
     
  • SILENT_ADMIN_PASSWORD … ColdFusion Administratorへのログインパスワードを指定します。パスワードを指定する際は、いくつかの特殊文字は初期パスワードとして使用すると問題が発生する場合があります。例えば、バックスペース(\)や半角の¥記号などは使用すると問題が発生することを確認しています。
    (本番環境にサイレントインストールを行う場合は、事前にテスト環境等にてパスワードが正しく指定できるかを確認されることを推奨します)

 

(その他のポイント)

  • ファイルにコメントを記述する際は、サイトに公開されているプロパティファイルの内容通り、半角のシャープ(#)を行の先頭に付けます
     
  • 設定値の前後に余分な空白などを入れないことをお勧めします
     
  • 製品版(エンタープライズ、スタンダード)としてインストールを行った場合は、インストール後にColdFusion Administrator にログインして[システム情報]ページ(画面右上の i アイコン)にて正しいエディション、および、シリアル番号が指定されているかを確認下さい。
    シリアル番号が反映されていなかったり、エディションがデベロッパーや評価版になっていた場合は、その[システム情報]の画面でシリアル番号を再入力下さい
     
  • サイレントインストールでは ColdFusion と Webサーバーの接続を行うことができません。インストール後に Webサーバー設定ツールを利用して接続を行って下さい
    • Webサーバー設定ツール:{cf2016_root}¥cfusion¥runtime¥bin¥wsconfig.exe
       
  • サイレントインストールを行ったColdFusionは、アンインストールもサイレントで行われます。通常のアンインストール方法とは異なり確認等のダイアログは表示されません(Windows版で確認)。
    OSの「プログラムのアンインストール」で、ColdFusion2016の項目に対して「アンインストールと変更」ボタンを押してしまうと、確認ダイヤログ無しにアンインストールが実行されますのでご注意ください。
     
  • 複数のColdFusionが入っている環境だと、開発用Webサーバーのデフォルトポートが変更されている場合があります。開発用Webサーバーのポートは、設定ファイルから確認が行えます。詳しくは下記のFAQをご覧ください。
  • Windows版では、ColdFusion2016のインストール先を指定するフォルダのパスをスラッシュ( / )で記載すると、インストールは成功しますが、アンインストール時に「Adobe ColdFusion 2016 をアンインストールするのに必要なアクセス権がありません。システム管理者に問い合わせてください。」エラーが発生してアンインストールできません。

    誤った記載例: SILENT_INSTALL_FOLDER=C:/ColdFusion2016
    正しい記載例: SILENT_INSTALL_FOLDER=C:¥¥ColdFusion2016
    • ​アンインストール時にエラーが発生してアンインストールできない場合の対応方法としては、フォルダのパスを上記の内容に指定し直して、ColdFusion 2016をサイレントインストール(強制的に上書きして)⇒アンインストールを行う方法をお試し下さい。

 

 


 

記事公開日:2018年02月05日
最終更新日:2018年02月05日


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