ColdFusion 2018 アップデート 2 について

アップデータ適用後の既知の問題については、下記のサイトをご確認下さい

※本ページは、下記のメーカーサイトの情報を部分的に抜粋して日本語で紹介していますが、内容の正確さや最新さを保証するものではありません。また、本ページの内容とオリジナルの英文ページとの間に齟齬や矛盾があった場合(英文ページで情報が追加・変更された場合も含む)には、オリジナルの英文ページの情報を優先して下さい。

---アップデータ適用時の注意---
サーバー自動ロックダウンを使用してサーバーがロックダウンしている環境では ColdFusion Administrator の「サーバーの更新」を用いたアップデートに失敗する場合があります。これはファイルやフォルダの権限が厳しく設定されたことに影響しています。

※症状としては ColdFusion Administratorの「サーバーの更新」で、アップデータの[ダウンロードとインストール]、または[インストール(既にアップデータファイルをダウンロード済み)]を押すと、「サーバーを停止しています…」というメッセージが表示されるものの、停止されないままの状態が続きます。

対処としては、「java -jar」のコマンドを使用してアップデートを行ってください。詳しくはメーカーのアップデータページをご覧下さい。
https://helpx.adobe.com/jp/coldfusion/kb/coldfusion-2018-update-2.html#main-pars_text_387211148
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2019年2月12日(US時間)に ColdFusion 2018 Update 2 が公開されました。

ColdFusion 2018 Update 2 は、下記の内容が修正・更新・アップグレードされます。また、メーカーで確認された重要なセキュリティの問題(優先度2)の修正が含まれています。

  • Java 11を新たにサポートします(⇒Java 11のダウンロードはリンク先のページの「Java 11 のサポート。Java 11 と Java 8 のインストーラーをダウンロードする方法については、「ダウンロード」を参照してください。」に案内がございます)
  • セキュリティ、言語、ドキュメント管理、AJAXおよびその他50以上の公開バグが修正されています。また、内部バグも修正されています
  • セキュリティ情報 APSB19-10に記載されている脆弱性を解決します
  • 接続コネクタを 1.2.46 にアップグレードします
  • 以下のライブラリのバージョンがアップグレードされます
    • JPedal 8.6.2 for Document Management
    • ExtJS 6.6.0.258 for AJAX UI components
    • Jetty 9.4.12
    • PDFgServlet 9.4.12
  • Performance Monitoring Toolsetの Update1のインストーラーが含まれます
  • いくつかのタグ・関数の属性や機能が追加されます
  • 下記のOSをサポートします
    • Windows Server 2019
    • Solaris 11.3
    • OSX 10.14
  • 下記のWebサーバーをサポートします
    • Apache HTTPD 2.4.37
  • 下記のデータベースをサポートします
    • Oracle 18c
    • PostGreSQL11
    • IBM DB2 v11.1
    • Apache Derby-10.14.2

(ドキュメントリンク)


ColdFusion 2018 Update 2 の適用は、ColdFusion Administrator の[サーバー更新]で行えます。更新機能についての情報を確認したい方は、下記の記事をご参考下さい。

社内プロキシやセキュリティ強化(ロックダウンの適用)によって、ColdFusion Administratorの更新機能が使えない場合は、手動でアップデートを適用できます。下記の記事をご参考下さい。


  • その他
    • 本番環境へのアップデータを適用前に、テスト環境等でパッチの適用方法の確認とパッチ適用後の十分な動作確認を行って下さい。
    • ColdFusion Administratorの[サーバー更新]-[更新]画面で、アップデートの[ダウンロードとインストール]を行う際に「[cf_root]/cfusion(インスタンス名)/hf-updates/hf-2018-00002-313961.propertiesファイルの書き込みを行う際に、エラーが発生しました」エラーが発生した場合は、[cf_root]/cfusion(インスタンス名)/hf-updatesフォルダに書き込み権限があることを確認して下さい。
    • Update 2 では コネクタのバージョンアップが行われています。Web サーバーコネクターを新しいバージョンにするために、接続コネクタを再定義(一旦コネクタを削除し、再登録)を行って下さい。webサーバー設定ツールを起動し、既存のwebサーバーとの接続設定を全て削除します。削除後は、再び前回と同様の設定でWebサーバーとの接続を行って下さい
      ※「Webサーバー設定ツール」の起動方法は、下記のオンラインマニュアルをご覧ください
      https://helpx.adobe.com/jp/coldfusion/configuring-administering/web-server-management.html#WebServerManagement-Webserverconfiguration
      ※参考記事「ColdFusionクリニック
      http://forum.samuraiz.co.jp/cfclinic/foundation/003_wsconfig.html
    • コネクタ関連に独自の修正等を行われている場合は、アップグレードによってそれらの値が変更されていないかを確認下さい。変更されている場合は、アップグレード以前のコネクタ情報が{cf_install_home}/config/wsconfig/backup フォルダに自動的に置かれるようになりましたので、バックアップしたそれらファイルの内容と比較して原因を調査下さい。
  • メーカーのアドビ システムズ社は、ColdFusion Administrator(/CFIDE/administrator)および、AdminAPI(/CFIDE/AdminAPI)への外部からのアクセスをブロックすることを強く推奨しています。それら詳細は、ColdFusion 2018 の サーバーの自動ロックダウンガイド をご参照下さい。

 


記事公開日:2019年02月13日
最終更新日:2019年03月05日


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