※本ページは、メーカーサイトの情報を部分的に抜粋して紹介していますが、参考情報としてのご紹介であり、内容の正確さや最新さ、推奨を保証するものではありません。また、本ページの内容とオリジナルの英文ページとの間に齟齬や矛盾があった場合(英文ページで情報が追加・変更された場合も含む)には、オリジナルの英文ページの情報を優先して下さい。
米国時間 2025年4月8日(日本時間4月9日(水))に ColdFusion 2023 Update 13が公開されました。このアップデートは、セキュリティ情報 APSB25-15 (優先度1)の修正が含まれます。このアップデートを適用することによって、cfencodeで暗号化されたファイルや、プリコンパイルされたファイルがデフォルトで実行できなくなるなどの変更もあります。また、アップデートがリリースされた後、いくつかの問題が確認され、それが英語のUpdateページに追記されていますので、Updateを適用する前に事前にそれらを確認するとともに、本番環境に適用する前に、テスト環境で事前にUpdateの適用を動作確認を行ってください。
【注意1】
このUpdateでは、セキュリティ情報に記載されている問題に関する修正や、cfencodeによるプリコンパイルされたファイルがデフォルトで実行できなくなるなどの制限が追加されています。また、Updateが提供された後に確認された問題もありますので、それらのリストをここに記載します。リストは随時更新します。
【注意1-4】
Wddxのシリアライズ・デシリアライズの許可リスト(cfserialfilter.txt)に手動でリストの追加や変更を行った場合、Update を適用したことによって追加した項目が削除されて、デフォルトの状態に戻されます。そのため、Update 13を適用した際にバックアップされた場所からそれらファイルを再び元の位置に戻してください。
※Update 13を適用すると、[cf_root]\{インスタンス(cfusion等)}\hf-updates\hf-2023-00013-330759\backup\lib 内にファイルがバックアップされます。バックアップされたファイルを、[cf_root]\{インスタンス(cfusion等)}\lib内に置き直してください。
【注意1-5】
このUpdateではcfhtmltopdfの動作にいくつか問題が生じることを確認しています。確認した問題についてここにリストします
【注意1-6】
Add-on サーバーへの接続をipアドレスレベルで制限するフィルターが追加されていますが、その構成ファイル(jetty-ipaccess.xml)の配置に失敗している場合は、Add-onサーバーの起動に失敗します。その場合は、以下の手順でjetty-ipaccess.xmlファイルを配置してAdd-onサーバーを再起動してください。
<?xml version="1.0"?> <!DOCTYPE Configure PUBLIC "-//Jetty//Configure//EN" "http://www.eclipse.org/jetty/configure_9_3.dtd"> <!-- =============================================================== --> <!-- The IP Access Handler --> <!-- =============================================================== --> <Configure id="Server" class="org.eclipse.jetty.server.Server"> <Call name="insertHandler"> <Arg> <New id="IPAccessHandler" class="org.eclipse.jetty.server.handler.IPAccessHandler"> <Set name="white"> <Array type="String"> <Item></Item> </Array> </Set> <Set name="black"> <Array type="String"> <Item></Item> </Array> </Set> <Set name="whiteListByPath">false</Set> </New> </Arg> </Call> </Configure>
【注意2】
Update 7未満の環境からUpdate 13を適用した際は、Update 7の暗黙のスコープ処理の変更やUpdate 8の関数のデフォルト暗号アルゴリズムの変更の影響がないかを事前にテスト環境等で確認を行うなど、必要に応じた対処を行ってください。暗黙のスコープ処理の変更については、Update 7の参考情報ページ、および Update 8の参考情報ページ、または、以下のそれぞれのFAQを確認してください。
Update 7で変更:一部変数の暗黙スコープ処理の変更について
Update 8で変更:暗号アルゴリズムのデフォルトの変更について
【注意3】
Update 13ではWebサーバーコネクタの更新は行われていませんが、Update 4以前の環境からUpdate 13を適用した際は、Update 13を適用した後、接続コネクタの「再定義(一旦コネクタを削除し、再登録)」
を行ってください。
webサーバー設定ツールを起動し、既存のwebサーバーとの接続設定を全て削除します。削除後は、再び前回と同様の設定でWebサーバーとの接続を行って下さい
※「Webサーバー設定ツール」の起動方法についてのColdFusionマニュアル
https://helpx.adobe.com/jp/coldfusion/configuring-administering/web-server-management.html#WebServerManagement-Webserverconfiguration
※参考記事「ColdFusionクリニック」
http://forum.samuraiz.co.jp/cfclinic/foundation/003_wsconfig.html
【注意】
コネクタ関連に修正や設定の変更や追加を行っている
場合は、接続コネクタの再定義によりそれらの値が初期値に戻ります
ので、コネクタの再登録後に変更設定をやり直してください(特にApacheと接続している場合は、cf_scriptsのエイリアスの変更などを mod_jk_vhost.conf に行っていますので、再登録後にその設定を再び反映させるのを忘れないようにしてください
)。接続コネクタの追加や削除時に{cf_install_home}/config/wsconfig/backup フォルダに既存の設定がバックアップされていますので、バックアップしたそれらファイルの内容と比較して、変更を行って下さい。
【注意】
Apacheとの接続を行っている際は、再定義(一旦コネクタを削除し、再登録)によって、再び 503エラーが発生するようになります。
接続コネクタの再定義によりそれらの値が初期値に戻るためです。
コネクタの再登録後に変更設定をやり直してください。Webサーバー(Apache等)と接続後、.cfmページのリクエストが503エラーになる
攻撃者からのリスクを軽減するために、ColdFusion 2016以降は内部Webサーバーを使用したAdministratorへのアクセスが強く推奨され、デフォルトの状態でも外部Webサーバーを経由したAdministratorへのアクセスがブロックされています。外部Webサーバーを使用(経由)した Administratorへのアクセスは推奨されておらず、推奨されていない機能に関連する問題が発生した場合メーカーはサポートを行わないためです
【注意4】
アドビでは、セキュリティへの備えが必要となるサイトでColdFusionを使用する 場合は、ColdFusionが使用するJavaを最新のリビジョンにすることを推奨しています。UpdateにはJavaの更新は含まれないため、Updateとは別にJavaのインストールとColdFusionのJVM設定の変更が必要となります。サポートするJavaのバージョンやインストール方法・JVM設定の変更方法については、以下の FAQ をご確認ください。
ColdFusionが使用するJVMを変更する方法について(再更新)
また、アドビでは、ColdFusion セキュリティ ページに概要が記載されているセキュリティ構成設定を確認するとともに、それぞれのロックダウン ガイドを適用することを推奨しています。
ColdFusion 2023 Lockdown Guide
※記事中の「サーバー自動ロックダウン」インストーラーについては、強力なセキュリティ設定をインストール・ウィザード形式でステップで行っていける半面、「ColdFusionの実行ユーザー」の変更や「ファイルシステムのアクセス許可の変更によりwebルート以下の書き込みの制限」、「Webサーバー設定」の変更など、既存の運用に影響を生じることが考えられます。そのため、実稼働環境に導入する前に、すべての推奨事項を分離されたテスト環境でテストすることが強く推奨されています。
上記のロックダウンガイドに沿って手動で設定を変更していくことなども検討してください。以下のFAQも参考にしてください
【注意5】
cfreportのエラーはUpdate 11での修正リストに以下のように補足付きで説明がされています。
ColdFusion(2023 リリース)アップデート 11
より抜粋
(CF-4212391)
cfreport が正常に機能しません。次のエラーメッセージが表示されます。
行 4、文字 326 にエラーがあります : net.sf.jasperreports.engine.xml.JasperDesignFactory
問題が引き続き断続的に発生する場合は、Felix キャッシュをクリアし、ColdFusion を再起動してください。
Update 11以降でもまれに同じエラーの発生が報告されており、上記の対応(Felixキャッシュのクリア)のみではエラーの解消が不完全な場合がある模様です。
cfreportを使用した際に同じエラーが発生した場合は、presentation パッケージをアンインストールして回避を行ってください。
原因となっているpresentationパッケージをアンインストールする方法となります。cfreportはColdFusion 2016で非互換およびサポート外となっていますが、presentationパッケージも同様の古い機能(主にFlashベースのプレゼンテーションを作成していたcfpresentationタグの機能)です。cfreportと違ってcfpresentationは利用実績も無く、この
【補足】
ColdFusion 2021以降は手順が異なっています
。詳しくは、下記の記事をご参考下さい
対象のパッケージは一旦アンインストールされ
、そのあとに自動的に行われるColdFusionの再起動の中で更新後のパッケージのインストールを試みます。パッケージのURLにアクセスできなかった場合などは、そのパッケージが含まれない状態になりますので、手動でパッケージを追加してください。(注意)Unix環境では
、手動でUpdateを適用した際は、そのUpdateを実行してユーザーで、新規フォルダやファイルが作成されます。また、再起動も手動でUpdateを実行したユーザーで行われる模様です。そのため、本来と異なる起動ユーザーでColdFusionが実行され、ファイル・フォルダの権限不足エラーなど、動作の障害や404エラーの発生を招くことがあります。この状態になった場合は、Update適用後に再起動された ColdFusion 2023を停止し、下記の手順を実施した後、改めて、通常の方法でColdFusionを起動してくださいその他の情報がある場合は、確認次第、情報を追記・修正致します
記事公開日:2025年04月14日
最終更新日:2025年04月16日
Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit. Praesent suscipit iaculis libero sed tristique. Quisque mollis dolor non tellus placerat vitae sodales lectus porta. Curabitur ut suscipit tellus. Maecenas rhoncus, ante vitae vehicula vestibulum, metus sapien dapibus tellus, et mattis dolor neque vitae nisl. Nullam eleifend ultrices ipsum eget pretium. Curabitur semper metus ut ante adipiscing nec volutpat sem rutrum. Nullam a nisi lacus, non interdum ante. Vivamus ante augue, commodo vel egestas sed, pharetra nec dui. Quisque sed tellus felis. Donec ipsum mauris, sagittis eu accumsan in, aliquam non ipsum.
Vestibulum tempor nunc nec felis scelerisque eget elementum erat dignissim. Ut vel ipsum mollis orci venenatis luctus. Aenean vehicula quam vel quam porttitor ac iaculis elit pulvinar. Proin consequat, ipsum eu venenatis semper, justo turpis posuere tortor, ac placerat metus nisl et lectus. Nulla cursus dui id nunc ullamcorper sed semper nisl lobortis. Aliquam erat volutpat. Phasellus arcu ante, imperdiet in ornare sed, laoreet eu massa.