バックアップしたneo-cron.xmlファイルを手動で変更する参考情報

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ColdFusionのコミュニティサイトにて、ColdFusion 2016 Update 8 と ColdFusion 11 Update 16 を適用した際に、登録済みのタスクが消失することが確認されています。

Updateの適用前に [cf_root]/cfusion/lib/neo-cron.xml ファイルを別の場所にバックアップしている場合は、Update 適用後に下記のいずれかの方法で、手動で neo-cron.xml ファイルを変更して、初期化された neo-cron.xml ファイルと差し替えることで、タスクを復活できますので、参考情報としてご紹介致します。

【手動で neo-cron.xmlファイルを変更する方法】

1. バックアップした neo-cron.xml をテキストエディタ等で開きます
2. それぞれのタスクの設定に対して、下記の内容を追加します
<var name=’clustered’><boolean value=’false’/></var>
3. 別名（例：neo-cron_fix.xml）でファイルを保存します
4. 手順3.で保存したファイルを [cf_root]/cfusion/lib 内に配置します
5. ColdFusion 2016|11 Application Serverサービスを停止します
6. [cf_root]/cfusion/lib 内の neo-cron.xml をリネーム（例：neo-cron.org）します
7. 手順4.で配置したファイルを neo-cron.xml にリネームします
　（例：neo-cron_fix.xml ⇒ neo-cron.xml）
8. ColdFusion 2016|11 Application Serverサービスを起動します
9. ColdFusion Administratorにログインして、消失したタスクが復活していることをご確認下さい。

上記を行ってもタスクの全部、または一部が復活しない場合は、手順2.で追記した内容が正しいかどうかを確認し、再度、同様の操作をお試し下さい

【プログラムを実行しての回避する方法（参考情報）】
（下記はスケジュールタスクの名前やグループなどに日本語を使用していない事が条件となります）

1. webルートの任意の場所に、フォルダを作成して、そこにバックアップした neo-cron.xml と次の手順2.のプログラムを配置します

2.下記のコードをコピーし、任意の.cfmファイル名で UTF-8で保存して下さい
<cfprocessingdirective pageencoding="utf-8" >
<cffile action="read" file="#ExpandPath('neo-cron.xml')#" variable="wCron" >
<cfwddx action="wddx2cfml" input="#wCron#" output="aCron" >
<cfloop collection="#aCron[1]#" item="pCron" >
  <cfset structInsert(aCron[1][pCron],"clustered","false")>
</cfloop>
<cfwddx action="cfml2wddx" input="#aCron#" output="wCron" >
<cfset wCron_enc=ReplaceList(wCron,"午前,午後","#EncodeForHTML('午前')#,#EncodeForHTML('午後')#")>
<cffile action="write" file="#ExpandPath('neo-cron_fix.xml')#" output="#wCron_enc#" >

3. 手順2.で作成した.cfmファイルを実行します。同フォルダに neo-cron_fix.cfm が作成されます
4. 作成された neo-cron_fix.cfmファイルを [cf_root]/cfusion/lib 内に配置します
5. ColdFusion 2016|11 Application Serverサービスを停止します
6. [cf_root]/cfusion/lib 内の neo-cron.xml をリネーム（例：neo-cron.org）します
7. 手順4.で配置したファイルを neo-cron.xml にリネームします
　（例：neo-cron_fix.xml ⇒ neo-cron.xml）
8. ColdFusion 2016|11 Application Serverサービスを起動します
9. ColdFusion Administratorにログインして、消失したタスクが復活していることをご確認下さい。

タスクが正常に動作していることを確認したら、手順1.でwebルートに配置したフォルダを削除するか、webルート外に移動してください