ColdFusion 11 アップデート 5 について

※本ページは、下記のメーカーサイトの情報を部分的に抜粋して日本語で紹介していますが、内容の正確さや最新さを保証するものではありません。また、本ページの内容と上記の英文ページとの間に齟齬や矛盾があった場合(英文ページで情報が追加・変更された場合も含む)には、オリジナルの英文ページの情報を優先して下さい。

 

US時間2015年4月14日に ColdFusion 11 Update 5 が公開されました。

今回の ColdFusion 11 Update 5 は、メーカーで確認された重要なセキュリティの問題(優先度2)の修正が行われた事に加え、110個を超えるバグフィックスと、Apache 2.4.10のサポート、IISコネクタの修正が行われています。

※このアップデートは、ColdFusion 11 Update 1~4 の修正も含まれた累積アップデートとなります。

 

ColdFusion 11 Update 5 の適用は、ColdFusion Administrator の[サーバー更新]より行えます。更新機能についての情報を確認したい方は、下記の記事をご覧ください(記事は ColdFusion 10 をベースに作成されていますが、ColdFusion 11も同様です)。

 

その他、Update 5 を適用する際のポイントについて

  • ColdFusion11とIISを接続されている方、Apache2.4.10とColdFusion11を接続されたい方、または、Update未適用~Update2 の環境からUpdate 5に上げた方は、WebサーバーとColdFusionとのの接続コネクタの再定義(一旦コネクタを削除し、再登録)を行って下さい。webサーバー設定ツールを起動し、既存のwebサーバーとの接続設定を全て削除します。削除後は、再び前回と同様の設定でWebサーバーとの接続を行って下さい。
    • https://helpx.adobe.com/coldfusion/kb/coldfusion-11-update-5.html#main-pars_header_4
      (上記の Installation にも記載されている通り、コネクタを再設定する作業の前に既存のコネクタ設定ファイルのバックアップを推奨しています。コネクタ関連の設定ファイルは{cf_install_home}/config/wsconfig/ フォルダに置かれていますので、フォルダごとバックアップし、コネクタの再登録後に何か問題等が発生した時はバックアップしたそれらファイルの内容と比較して原因を調査下さい。)
  • Java 8の使用に切り替えたい場合は、Update 5を適用した後に、ひとつのファイルを手動でコピーする旨の記載があります。詳しくは下記をご覧ください。
  • ​その他
    • 本番環境へのアップデータを適用前に、テスト環境等でパッチの適用方法の確認とパッチ適用後の十分な動作確認を行って下さい。
    • ColdFusion Administratorの[サーバー更新]-[更新]画面で、アップデートの[ダウンロードとインストール]を行う際に「[cf_root]/cfusion(インスタンス名)/hf-updates/hotfix_005.propertiesファイルの書き込みを行う際に、エラーが発生しました」エラーが発生した場合は、[cf_root]/cfusion(インスタンス名)/hf-updatesフォルダに書き込み権限があることを確認して下さい。
    • プレリリースビルドの Update 5 を試されている方は、本アップデートの適用前に、一旦プレリリースビルドをアンインストールを行った上で、リリース版の Update 5 を適用して下さい。

      手順例
      1. Update 5 (PreRelease) をアンインストールします。ColdFusion Administrator の [サーバー更新]-[更新] から、「インストール済みアップデート」タブを選択して、Update 5 (PreRelease) をアンインストールして下さい。
      2. [サーバー更新]-[更新]の 「設定」タブを選択して、「サイトを更新」の『デフォルトのURLを復元』ボタンを押し、アップデータの有無を確認する URL をデフォルトに戻します。
      3. 「使用できるアップデート」タブを選択して、右上の『アップデートを確認』ボタンを押すと、リリース版の Update 5 が表示されます。
      4. 『ダウンロードとインストール』ボタンを押して、Update 5のダウンロードとインストールを行います。
    • メーカーのアドビ システムズ社は、ColdFusion Administrator(/CFIDE/administrator)および、AdminAPI(/CFIDE/AdminAPI)への外部からのアクセスをブロックすることを強く推奨しています。それら詳細は、ColdFusion 11 の LockDown Guide をご参照下さい。

 


記事公開日:2015年04月16日
最終更新日:2015年04月16日


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