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米国時間 2022年10月11日に ColdFusion 2018 Update 15が公開されました。このアップデートは、約12個の不具合の修正のほか、いくつかの内部のライブラリ(OpenSSL, ckeditor, chart)の更新が行われます。また、セキュリティ情報 APSB22-44 (優先度3)の修正が含まれます。
【注意1】
Update 15では、以下の2点の変更が行われました(Update 15の英語ページに記載があります)。
ColdFusion Administrator のログファイル([デバッグとロギング >ログファイル])ページから、ログの表示・ダウンロード・削除の機能を廃止しました。
【注意2】
ColdFusion Administratorから Update 15をインストールする場合は、(Update4にて差し替えられた証明書を利用するため)Update 4 ~ 14 がインストールされている必要があります。Update 4未満の環境からUpdate 15に更新される場合は、一旦 Update 4を適用して頂くか、手動(Update 15のファイルをダウンロードしコマンド実行)でUpdate 15を直接適用してください
(手動で Update を適用する場合の参考情報)
http://cfassociates.samuraiz.co.jp/index.cfm/faq/cftech/cfupd-manually/
【注意3】
Update 7以前の環境からUpdate 15を適用した場合、適用後のColdFusionが(自動で)再起動された直後から、IIS/Apacheを経由した.cfmや.cfcリクエストがすべて「HTTP 403」エラー
となります。
HTTPステータス 403 - Forbidden
Type ステータスレポート
説明 The server understood the request but refuses to authorize it.
そのため、Update 15の適用が完了した後、Webサーバーコネクタの「アップグレード」または「再定義」を必ず行ってください。また、Apacheと接続を行っている場合には、HTTP 503エラーも発生する場合があります。どちらの場合も Update8の参考情報をご確認ください。
【補足】
Updateについて、後から補足や既知の問題に関する情報が追加される場合があります。それらは、英語のUpdateページに掲載されますので、Update適用の際には英語ページも確認頂くことをお勧めします。
https://helpx.adobe.com/coldfusion/kb/coldfusion-2018-update-15.html
Update 15の英語ページには、【注意1】に関する情報などが追記されています。
アップデートの際のWebサーバー接続コネクタの注意点
「HTTPステータス 403 - Forbidden」
エラーとなるため、それらの方はWebサーバー接続コネクタの「アップグレード」または「再定義」が必要です
コネクタの「アップグレード」を行ってください
「アップグレード」
を行ってください「再定義(一旦コネクタを削除し、再登録)」
を行ってください。
長時間のリクエストの途中でApacheがクラッシュを起こしブラウザへの応答が中断する
不具合が確認されています。下記のFAQ記事の内容に従い、設定を変更してください
(コネクタを再定義した際に、「ハートビート間隔を0秒」に設定していない場合は再びこの不具合に遭遇するため、下記のFAQの内容に従い再度設定を変更してください)
【注意】
コネクタ関連に独自の修正や設定変更等を行っている
場合は、接続コネクタの再定義によりそれらの値が初期値に戻ります
ので、コネクタの再登録後に変更設定をやり直してください。接続コネクタの追加や削除時に{cf_install_home}/config/wsconfig/backup フォルダに既存の設定のバックアップを置くことが可能になりましたので、バックアップしたそれらファイルの内容と比較して、変更を行って下さい。【注意3】と【注意4】
をご確認ください)ファイルをアップロードする処理
において”新たに追加されたブラックリスト”に指定されている拡張子のアップロードを制限する機能が加わります。また、デフォルトで次に紹介する拡張子がブラックリストに掲載されます。記事公開日:2022年10月13日
最終更新日:2022年10月18日
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