ColdFusion 2021 アップデート 22 についての参考情報

※本ページは、メーカーサイトの情報を部分的に抜粋して紹介していますが、参考情報としてのご紹介であり、内容の正確さや最新さ、推奨を保証するものではありません。また、本ページの内容とオリジナルの英文ページとの間に齟齬や矛盾があった場合(英文ページで情報が追加・変更された場合も含む)には、オリジナルの英文ページの情報を優先して下さい。


米国時間 2025年9月9日(日本時間9月10日(水))に  ColdFusion 2021 Update 22が公開されました。このアップデートは、セキュリティ情報  APSB25-93 (優先度1)の修正が含まれます。


【注意1】

  1. Update 20以下から Update 22を適用する場合は、Update 21の【注意1】の1.と2.のパッケージの影響を受ける場合がありますので、確認してください
     
  2. Update 20で追加された、cfusion/lib にあるpathfilter.jsonファイルが、このUpdateを適用するとデフォルトの状態に戻されます
    • Update20~21を適用し、pathfilter.jsonファイルの内容を独自に修正・変更している場合は、このUpdateを適用した後にバックアップからpathfilter.jsonファイルを元の場所に置き直してください
      • それまでのpathfilter.jsonが[cf_root]/{インスタンス(cfusion等)}/hf-updates/hf-2021-00022-330451/backup/lib 内にファイルがバックアップされます。バックアップされたファイルを[cf_root]/{インスタンス(cfusion等)}/lib内に置き直して ColdFusion を再起動してください。
      • また、ColdFusion Administratorの「サーバーの設定 > スケジュールされたタスク」で、「パブリッシュ」の『 □出力をファイルに保存 』を有効にしているタスクが残っているかを確認してください。
         
  3. cfusion/lib にあるserialfilter.txtファイルがUpdateを適用すると置き換えられますもし、serialfilter.txtファイルの内容を独自に修正・変更している場合は、Updateを適用した後に、以下の作業を行ってください
    • Update 13~15 からUpdate 16を適用した場合
      • バックアップからserialfilter.txtファイルを元の場所に置き直してください
        • それまでのserialfilter.txtが[cf_root]/{インスタンス(cfusion等)}/hf-updates/hf-2021-00022-330451/backup/lib 内にファイルがバックアップされます。バックアップされたファイルを[cf_root]/{インスタンス(cfusion等)}/lib内に置き直して ColdFusion を再起動してください。
    • Update 12 以前から Update 16を適用した場合
      • 配置されたserialfilter.txtファイルに独自の修正・変更をし直してください
        • それまでのserialfilter.txtが[cf_root]/{インスタンス(cfusion等)}/hf-updates/hf-2021-00022-330451/backup/lib に置かれていますが、そのファイルを元の場所に上書きするのではなく、cfusion/lib にあるserialfilter.txtに独自に修正・変更した内容を再度反映し直して ColdFusion を再起動してください。
           
  4. Wddxのシリアライズ・デシリアライズの許可リスト(cfusion/lib にあるcfserialfilter.txt)を独自に修正・変更している場合は、このUpdateを適用するとデフォルトの状態に戻されます
    • cfserialfilter.txtファイルの内容を独自に修正・変更している場合は、このUpdateを適用した後にバックアップからcfserialfilter.txtファイルを元の場所に置き直してください
      • それまでのcfserialfilter.txtが[cf_root]/{インスタンス(cfusion等)}/hf-updates/hf-2021-00022-330451/backup/lib 内にファイルがバックアップされます。バックアップされたファイルを、[cf_root]/{インスタンス(cfusion等)}/lib内に置き直して ColdFusion を再起動してください。

 

【注意2】

Updateをアンインストールしても、一部のパッケージが想定通りのバージョンに下がらない場合があります。

  • 例1:Update 21で更新された spreadsheetパッケージ(2021.0.21.330446)が、ダウングレードされない
    • このパッケージがUpdate 5以降で使用可能な状態で公開されています。そのため、アンインストール後のUpdateのバージョンが 6以降の場合、spreadsheetパッケージがダウングレードされません
      • (対策)spreadsheetパッケージを手動でダウングレードし、felix-cacheを削除します
        1. ColdFusion Administratorにログインし、「パッケージマネージャー」画面の「インストール済みのパッケージ」の項目を開き、spreadsheetパッケージを選択します 
        2. 『使用可能なバージョン』で”2021.0.05.330109”か”2021.0.11.330247(ダウングレード後のUpdateが11~20の場合)”を選択して[ダウングレード]ボタンを押します
        3. 「パッケージ spreadsheet が正常にダウングレードされました。」が表示されたらColdFusionを停止します
        4. [cf_root]/{インスタンス(cfusion等)}/bin 内にある felix-cache フォルダをフォルダごと削除します
        5. ColdFusionを起動して、再びColdFusion Administratorにログインして「パッケージマネージャー」画面の「インストール済みのパッケージ」でspreadsheetパッケージのバージョンが2021.0.05.330109か2021.0.11.330247となっていることを確認します
           
  • 例2:Update 21で更新された axis と sharepoint パッケージ(2021.0.21.330446)が、ダウングレードされない
    • これらパッケージが Update 5以降で使用可能な状態で公開されています。そのため、アンインストール後のUpdateのバージョンが6以降だった場合、それらパッケージがダウングレードされない場合があります
      • (対策)axisパッケージはsharepointパッケージと依存関係があるためaxis単体ではダウングレードできませんが、sharepointをダウングレードするとaxisも一緒にダウングレードされます
        1. ColdFusion Administratorにログインし、「パッケージマネージャー」画面の「インストール済みのパッケージ」の項目を開き、sharepointパッケージを選択します 
        2. 『使用可能なバージョン』で”2021.0.05.330109”か”2021.0.11.330247(ダウングレード後のUpdateが11~20の場合)”を選択して[ダウングレード]ボタンを押します
        3.  「パッケージ sharepoint をダウングレードしてもよろしいですか?次のパッケージもインストールされます :axis:2021.0.XX.330XXX」とダイヤログが表示されますので、[OK]ボタンを押します
        4. sharepointのインストールに失敗するメッセージが表示されますがそのメッセージは無視してColdFusionを停止します。
        5. ColdFusionを起動すると、内部でsharepointパッケージのインストールが行われますので、起動後、再びColdFusion Administratorにログインして「パッケージマネージャー」画面の「インストール済みのパッケージ」でaxisとsharepointパッケージのバージョンが2021.0.05.330109か2021.0.11.330247となっていることを確認します

 

【注意3】

いくつかのUpdateをスキップしてUpdate 22を適用した際は、過去のUpdate で行われた変更による影響が生じる場合があります。代表的なものを以下に記載しますので、該当される場合は、以前のUpdateの参考情報ページも確認してください。

Update 13: 暗黙のスコープ処理の変更の影響:一部変数の暗黙スコープ処理の変更について
Update 14: 関数のデフォルト暗号アルゴリズムの変更の影響:暗号アルゴリズムのデフォルトの変更について
Update 19: cfencodeを使用して暗号化したソースコード・プリコンパイル済みコードがある場合の影響:Update 19の参考情報ページ
Update 20: CFCでリモートからのアクセスを許可しているメソッド(access="remote"を指定しているメソッド)の引数の定義の整合性が厳しくなったほか、スケジュールタスクの設定で実行結果をパブリッシュ(ファイルに書き出し)を有効にしている場合は書き出し先のパスをpathfilter.jsonファイルに指定する必要があるなどの影響:Update 20の参考情報ページ
Update 21: 多くのパッケージやライブラリ・Tomcatエンジンが更新されています。spreadsheetの処理を行っている場合やcfmailを使用している場合は注意が必要です:Update 21の参考情報ページ
 

※過去のUpdateで、パッケージが更新されたことによってUpdate適用後にエラーが発生した報告がありました。このUpdateを適用した際に以下のようなエラーが発生した場合は、【注意1】の1.に記載したキャッシュの削除を行うことで解消されます。
 ・Enterprise版でOracle の処理でエラー、データソースの設定で接続確認が行えない等(Update 17でのOracleパッケージの更新が影響)
 ・cfpdfや一部ドキュメント系の処理でエラーが発生(Update 20でのpdfパッケージや、document, htmltopdfパッケージの更新が影響)
 ・cfmailタグの処理でエラーが発生(Update 21以降をインストールした直後の再起動は問題がないが、次の再起動後にエラーが発生します)

 

【注意4】

Update 22ではWebサーバーコネクタの更新は行われていませんが、Update 10以前の環境からUpdate 22を適用した際は、Update 22を適用した後、接続コネクタの「再定義(一旦コネクタを削除し、再登録)」を行ってください。
webサーバー設定ツールを起動し、既存のwebサーバーとの接続設定を全て削除します。削除後は、再び前回と同様の設定でWebサーバーとの接続を行って下さい
※「Webサーバー設定ツール」の起動方法についてのColdFusionマニュアル
https://helpx.adobe.com/jp/coldfusion/configuring-administering/web-server-management.html#WebServerManagement-Webserverconfiguration
※参考記事「ColdFusionクリニック
http://forum.samuraiz.co.jp/cfclinic/foundation/003_wsconfig.html


【注意】コネクタ関連に修正や設定の変更や追加を行っている場合は、接続コネクタの再定義によりそれらの値が初期値に戻りますので、コネクタの再登録後に変更設定をやり直してください(特にApacheと接続している場合は、cf_scriptsのエイリアスの変更などを mod_jk_vhost.conf に行っていますので、再登録後にその設定を再び反映させるのを忘れないようにしてください)。接続コネクタの追加や削除時に{cf_install_home}/config/wsconfig/backup フォルダに既存の設定がバックアップされていますので、バックアップしたそれらファイルの内容と比較して、変更を行って下さい。

【注意】Apacheとの接続を行っている際は再定義(一旦コネクタを削除し、再登録)によって、再び 503エラーが発生するようになります接続コネクタの再定義によりそれらの値が初期値に戻るためです。コネクタの再登録後に変更設定をやり直してください。Webサーバー(Apache等)と接続後、.cfmページのリクエストが503エラーになる

    攻撃者からのリスクを軽減するために、ColdFusion 2016以降は内部Webサーバーを使用したAdministratorへのアクセスが強く推奨され、外部Webサーバーを経由したAdministratorへのアクセスがブロックされています。外部Webサーバーを使用(経由)した Administratorへのアクセスは推奨されておらず、推奨されていない機能に関連する問題が発生した場合メーカーはサポートを行いません

     

    【注意5
    アドビでは、セキュリティへの備えが必要となるサイトでColdFusionを使用する 場合は、ColdFusionが使用するJavaを最新のリビジョンにすることを推奨しています。UpdateにはJavaの更新は含まれないため、Updateとは別にJavaのインストールとColdFusionのJVM設定の変更が必要となります。サポートするJavaのバージョンやインストール方法・JVM設定の変更方法については、以下の FAQ をご確認ください。

    ColdFusionがサポートするJavaについて

    ColdFusionが使用するJVMを変更する方法について(再更新)


    また、アドビでは、ColdFusion セキュリティ ページに概要が記載されているセキュリティ構成設定を確認するとともに、それぞれのロックダウン ガイドを適用することを推奨しています。   

    ColdFusion 2021 Lockdown Guide

    ※記事中の「サーバー自動ロックダウン」インストーラーについては、強力なセキュリティ設定をインストール・ウィザード形式でステップで行っていける半面、「ColdFusionの実行ユーザー」の変更や「ファイルシステムのアクセス許可の変更によりwebルート以下の書き込みの制限」、「Webサーバー設定」の変更など、既存の運用に影響を生じることが考えられます。そのため、実稼働環境に導入する前に、すべての推奨事項を分離されたテスト環境でテストすることが強く推奨されています。

    上記のロックダウンガイドに沿って手動で設定を変更していくことなども検討してください。以下のFAQも参考にしてください

    サーバーのロックダウンについての参考情報

     

    【注意6】

    cfreportのエラーはUpdate 17での修正リストに以下のように補足付きで説明がされています。

    ColdFusion(2021 リリース)アップデート 17
    より抜粋 
    (CF-4212391)
    cfreport が正常に機能しません。次のエラーメッセージが表示されます。
    行 4、文字 326 にエラーがあります : net.sf.jasperreports.engine.xml.JasperDesignFactory
    問題が引き続き断続的に発生する場合は、Felix キャッシュをクリアし、ColdFusion を再起動してください。

    Update 17以降でもまれに同じエラーの発生が報告されており、上記の対応(Felixキャッシュのクリア)のみではエラーの解消が不完全な場合がある模様です。
    現時点でUpdate 22でエラーの報告はありませんが、cfreportを使用した際に同じエラーが発生した場合は、以下1. 2.のどちらかの方法にて対応してください

    1. 以前に配布された個別パッチを適用する
    2. presentationパッケージをアンインストールする

    1.以前に配布された個別パッチを適用する」については、以下のFAQにて紹介している個別パッチを適用する方法となります。

    Update 20適用後に、新規に↑のパッチを適用する場合は、上記の FAQの内容に沿って作業を行ってください。Update 19までの環境で上記のパッチを適用した後、Update 20を適用した場合は、個別パッチがbackupフォルダに移動しますので、再び元の場所に戻す必要があります。以下の作業を行ってください。

    1. Update 20適用後、ColdFusion 2021 Application Serverサービスを停止します
    2. cfreportの個別パッチは、Updateのバックアップフォルダに移動しています。以下の場所から個別パッチファイルを見つけてください。
      • [cf_root]/インスタンス(cfusion等)/hf-updates/hf-2021-00020-330407/backup/lib/updates
        • 例 C:\ColdFusion2021\cfusion\hf-updates\hf-2021-00020-330407\backup\lib\updates
    3. 個別パッチファイルを元の場所に戻します
      • 戻し先:[cf_root]/インスタンス(cfusion等)/lib/updates
        • 例 C:\ColdFusion2021\cfusion\lib\updates
          • (注意)バックアップされた場所にある chf202100xx.jarは古いUpdateのコアファイルです。このファイルは元の場所に戻さないでください(誤って元の場所に戻してしまうとUpdateが一致しなくなり誤動作の原因となります)
    4. ColdFusion 2021 Application Serverサービスを起動します
    5. 動作を確認してください

    2. presentationパッケージをアンインストールする」については、原因となっているpresentationパッケージをアンインストールする方法となります。presentationパッケージはColdFusion 2016で非推奨およびサポート外となった主にFlashベースのプレゼンテーションを作成していたcfpresentationタグの機能です。利用実績も無く、このパッケージをアンインストールしても問題は生じないこと、また、「1.以前に配布された個別パッチを適用する」はUpdateを適用するたびに個別パッチを元の場所に戻す必要があるのに対し、こちらの方法はpresentationパッケージを再度インストールしない限り恒久的な対策となります。presentationパッケージのアンインストールは以下の作業を行ってください。

    1. ColdFusion Administratorにログインして、「パッケージマネージャー」の画面を開きます
    2. インストール済みのパッケージ」の項目を展開して、「presentation」パッケージを選択して「アンインストール」を行います
    3. アンインストール後、ColdFusion 2021 Application Serverサービスを再起動します

     

    【補足】

    • Update 22にはUpdate 1~21の修正も含まれていますので、個々にひとつずつUpdateを適用していく必要はありません。
    • Update 22でTomcatのバージョンは更新されていません。Update 21と同じく 9.0.106 になります。
    • Update 22ではfeedパッケージが更新されます。
    • Updateについて、後から補足や既知の問題に関する情報が追加される場合があります。それらは、英語のUpdateページに掲載されますので、Update適用の際には英語ページも確認頂くことをお勧めします。
      https://helpx.adobe.com/coldfusion/kb/coldfusion-2021-update-22.html

     

    アップデートの際の注意点
    • プロキシ環境下では、Updateを適用する前に、「パッケージマネージャー > 設定」でプロキシ設定を追加してください。
    • ColdFusion 2021の Administratorでは、Updateは「パッケージマネージャー」から行います。『コアサーバー』と更新対象の『インストール済みのパッケージ』の両方に更新の記載が表示されますが、『コアサーバー』の更新を行えば、今回関連する『インストール済みのパッケージ』も合わせて更新されます
      1. Updateの通知(画面を開いた時に、『コアサーバー』のアップデートが無い「コアパッケージに対するアップデートはありません。」という表示になることがだいたい2回に1回の割合でありました。外部ネットワークの接続が行えている(直接接続できる、もしくは、プロキシの設定を追加している)にも関わらず、アップデートはありませんとなっている場合は、何回か「パッケージマネージャ」の画面を開いて(画面左、下から2番目のアイコンを何度もクリック)みてください

        ↑「アップデートを自動的に確認」を無効にしている場合は、[アップデートを確認]ボタンを押して、アップデートの有無を確認してください
         
      2. 『コアサーバー』の更新を行う際に、そのUpdateを対象したパッケージの更新がある場合は、[ダウンロードしてインストール]ボタンを押した際に、確認ダイヤログに表示されます。Update処理を進めると、対象のパッケージは一旦アンインストールされ、そのあとに自動的に行われるColdFusionの再起動の中で更新後のパッケージがインストールされます
         
      3. Updateのインストール中のステップは、旧バージョンと同じです。Update(コアサーバー)のインストールが終われば、自動で再起動されます。しばらく待つと、再起動されたメッセージが表示されますので、[OK]を押してください。
        • パッケージの更新が多数ある場合は、[OK]ボタンが画面の下に切れる場合があります。その時は、ブラウザの『ズーム』で縮尺を75%やそれ以下に下げてください(ズームを変更したあとブラウザの大きさを変更したりスクロールすることで表示されるようになるかと思います)。
        • 時間が掛かりすぎた場合などは、タイムアウトすることもあります。「時間がかかりすぎています」のメッセージが表示された場合は[OK]ボタンを。何も表示されないor砂時計マークなどの場合は、ブラウザの更新を行ってください。ColdFusion Administratorのログインが表示されたらログインを行い、Updateが適用されたかどうかを確認してください
        • 本番環境など負荷が高い環境では、Update適用後に自動で行われるColdFusionの再起動がタイムアウトを起こすことがあります。その場合は、一旦ブラウザをリロードしてログインできる場合はログインしてUpdateが適用されたかどうかを確認してください。ColdFusionが起動していない場合は手動でColdFusionを起動し、起動後にAdministratorにログインしてUpdateが適用されたかどうかを確認してください
           
    • (注意)Unix環境では、手動でUpdateを適用した際は、そのUpdateを実行してユーザーで、新規フォルダやファイルが作成されます。また、再起動も手動でUpdateを実行したユーザーで行われる模様です。そのため、本来と異なる起動ユーザーでColdFusionが実行され、ファイル・フォルダの権限不足エラーなど、動作の障害や404エラーの発生を招くことがあります。この状態になった場合は、Update適用後に再起動された ColdFusion 2021を停止し、下記の手順を実施した後、改めて、通常の方法でColdFusionを起動してください
      【参考手順】
      1. ColdFusion を停止します
          [cf_root]/cfusion/bin/coldfusion stop
          [cf_root]/cfusion/jetty/cfjetty stop
      2. ColdFusionインストール配下のファイル・フォルダ権限を ColdFusion実行ユーザーに変更します
        例(sudoを利用):sudo chown -R [ColdFusion Runtime User] [Path to ColdFusion instance
      3. 次に /tmp/ フォルダ内に customcache.index と customcache.data ファイルが存在しないかを確認します。存在する場合、/tmp/customcache.index と /tmp/customcache.data のファイルがColdFusion実行ユーザーになっているかを確認し、異なるユーザー(アップデータ適用時のユーザー)の場合は、ColdFusion実行ユーザーに変更します
        例(sudoを利用):sudo chown -R [ColdFusion Runtime User] /tmp/customcache.*
      4. ColdFusion を起動します(OSのサービス起動コマンドで起動している場合はそちらで起動してください)
      5.   [cf_root]/cfusion/bin/coldfusion start
          [cf_root]/cfusion/jetty/cfjetty start (Jetty サービスを使用している場合)

    アップデートのポイント

     

    • 本番環境へのアップデータを適用前に、テスト環境等でUpdateの適用方法の確認とUpdate適用後の十分な動作確認を行って下さい
    • ColdFusion 2016以降、ColdFusion Administrator(/CFIDE/administrator)へのアクセスは同梱のWebサーバー(デフォルトポート8500)で行います
      • 攻撃者からのリスクを軽減するために、ColdFusion 2016以降は内部Webサーバーを使用したAdministratorへのアクセスが強く推奨され、デフォルトの状態で外部Webサーバーを経由したAdministratorへのアクセスがブロックされています。外部Webサーバーを使用(経由)した Administratorへのアクセスは推奨されておらず、推奨されていない機能に関連する問題が発生した場合でもメーカーはサポートを行いません
         

    その他の情報がある場合は、確認次第、情報を追記・修正致します


    記事公開日:2025年09月11日
    最終更新日:2025年09月11日


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