日本時間 2023/7/20 未明に、さらに新しいColdFusion 2021 Update 9がリリースされました。
APSB23-47 (優先度1)の修正が含まれます。そのため、以下のFAQを参考にしながら、Update 9 を適用してください。
ColdFusion 2021 アップデート 9 についての参考情報
※本ページは、メーカーサイトの情報を部分的に抜粋して紹介していますが、参考情報としてのご紹介であり、内容の正確さや最新さ、推奨を保証するものではありません。また、本ページの内容とオリジナルの英文ページとの間に齟齬や矛盾があった場合(英文ページで情報が追加・変更された場合も含む)には、オリジナルの英文ページの情報を優先して下さい。
米国時間 2023年7月14日に ColdFusion 2021 Update 8が公開されました。このアップデートは、セキュリティ情報 APSB23-41 (優先度1)の修正が含まれます。7月11日に公開されたUpdate 7に続き、緊急度・優先度が最も高い脆弱性の修正が行われています。外部からのアクセスが可能なサイトでColdFusionを使用
(Update 8にはUpdate 1~7の修正も含まれていますので、途中のUpdateをスキップしてUpdate 8を適用することができます)
※APSB23-41で修正されている脆弱性(CVE-2023-26360)については、PoC(proof of concept:脆弱性を実証するプログラム)がブログに投稿されたことをアドビは認識しています。
【注意1】
Update 8では、Update 2以降で確認されている、以下の不具合が引き続き発生します
Update 8適用後に、新規に↑のパッチを適用する場合は、上記それぞれの FAQの内容に沿って作業を行ってください。
Update 2~7の環境で上記のパッチを適用した後、Update 8を適用した場合は、以下の作業を行ってください。
個別パッチを元の場所に戻す必要があります。下記のフォルダにバックアップされていますので、以下の手順で再び所定の配置先にもどしてください
(注意)バックアップされた場所にある chf2021000x.jarは古いUpdateのコアファイルです。このファイルは元の場所に戻さないでください
(誤って元の場所に戻してしまうとUpdateが一致しなくなり誤動作の原因となります)
【注意2】
アドビでは、セキュリティへの備えが必要となるサイトでColdFusionを使用する 場合は、ColdFusionが使用するJavaを最新のリビジョンにすることを推奨しています。UpdateにはJavaの更新は含まれないため、Updateとは別にJavaのインストールとColdFusionのJVM設定の変更が必要となります。サポートするJavaのバージョンやインストール方法・JVM設定の変更方法については、以下の FAQ をご確認ください。
ColdFusionが使用するJVMを変更する方法について(再更新)
また、アドビでは、ColdFusion セキュリティ ページに概要が記載されているセキュリティ構成設定を確認するとともに、それぞれのロックダウン ガイドを適用することを推奨しています。
ColdFusion 2021 Lockdown Guide
※記事中の「サーバー自動ロックダウン」インストーラーについては、強力なセキュリティ設定をインストール・ウィザード形式でステップで行っていける半面、「ColdFusionの実行ユーザー」の変更や「ファイルシステムのアクセス許可の変更によりwebルート以下の書き込みの制限」、「Webサーバー設定」の変更など、既存の運用に影響を生じることが考えられます。そのため、実稼働環境に導入する前に、すべての推奨事項を分離されたテスト環境でテストすることが強く推奨されています。
上記のロックダウンガイドに沿って手動で設定を変更していくことなども検討してください。以下のFAQも参考にしてください
【注意3】
Update 3~8ではWebサーバーコネクタは更新されていません。
ですので、Update 1以下の環境からUpdate 8を適用した場合に限り、Update 8の適用後に接続コネクタの『アップグレード』を行ってください。
Update 2~7の環境からUpdate 8を適用する場合、または、新しいColdFusion 2021インストーラー(Update 2、またはUpdate 5が適用されています)をインストールして接続コネクタを設定済みの方は、接続コネクタのアップグレードは不要です
「Web サーバー設定ツール」を起動し、[ アップグレード] ボタンを押せば、コネクタファイルの更新を行います。コマンドで実行する場合は wsconfig –upgrade です
(参考)Webサーバーの設定については Webサーバーに接続 (adobe.com)の「Web サーバーの設定」に書かれている「GUI モードによる WEB サーバー設定ツールの実行」または「コマンドラインインターフェイスの使用」をご確認ください
新規にColdFusion 2021とApacheを接続した際は、HTTP 503エラーが発生します。この対応方法については、下記をご確認ください
https://cfassociates.samuraiz.co.jp/index.cfm/faq/coldfusion2021/cf2021-connector-503error/
一部のUnix環境(Ubuntu 20.04等)で、ColdFusion 2021 と Apache を接続した環境において、長時間のリクエストの途中でApacheがクラッシュを起こしブラウザへの応答が中断する
不具合が確認されています。下記のFAQ記事の内容に従い、設定を変更してください
ColdFusion 2018 とApacheの環境で長時間リクエストでエラーが発生する
【補足】
従来のバージョンと手順が異なっています
。詳しくは、下記の記事をご参考下さい
画面を開いた時に、『コアサーバー』のアップデートが無い「コアパッケージに対するアップデートはありません。」という表示になることがだいたい2回に1回の割合でありました。外部ネットワークの接続が行えている(直接接続できる、もしくは、プロキシの設定を追加している)にも関わらず、アップデートはありませんとなっている場合は、何回か「パッケージマネージャ」の画面を開いて(画面左、下から2番目のアイコンを何度もクリック)みてください
)(注意)Unix環境では
、手動でUpdateを適用した際は、そのUpdateを実行してユーザーで、新規フォルダやファイルが作成されます。また、再起動も手動でUpdateを実行したユーザーで行われる模様です。そのため、本来と異なる起動ユーザーでColdFusionが実行され、ファイル・フォルダの権限不足エラーなど、動作の障害や404エラーの発生を招くことがあります。この状態になった場合は、Update適用後に再起動された ColdFusion 2021を停止し、下記の手順を実施した後、改めて、通常の方法でColdFusionを起動してください【注意】
をご確認ください)
その他の情報がある場合は、確認次第、情報を追記・修正致します
記事公開日:2023年07月16日
最終更新日:2023年07月21日
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