(開催報告)9月8日 『ColdFusion 9 マイグレーションセミナー』 in 関西

9月8日(木)、大阪にて『ColdFusion 9 マイグレーションセミナー』を開催致しました。早々に満員御礼となり、多くの方にご参加頂きありがとうございました。

当初は東京の開催と同じくColdFusion9の紹介セミナーを予定していましたが、関西のColdFusionをお使いの企業様から「ここ最近のColdFusionに関する情報が少ないため機能を覚えきれていない」との声を頂きました。
私たちは原因の背景に、ここ何年かのColdFusionの情報が少なくなっている事、そして、それに加えて関西でのColdFusionセミナーを久しく開催していないことがあると感じました。その事を踏まえ、最新の情報だけでなくこれまでColdFusionがどのような進化をしてきたか、そして最新のColdFusion機能を活用すればどのようなアプリケーションを構築することが出来るのかを、ご参加頂いた皆さまに体感して頂ければと思い、『ColdFusion 9 マイグレーションセミナー』を新たに開催する運びとなりました。

セミナーの内容は、15年に渡るColdFusionの進化の変遷を紹介するところから始まりました。Webアプリケーションサーバーとしての地位を高め ていったColdFusion5。リファクタリングによってJavaベースのアプリケーションへと進化したColdFusion MX。そして PDF機能や画像処理・AJAXなど、最新のWebトレンドに対応していったMX6.1, 7, 8など、各バージョンがリリースされた際のアピールポイントや特色などをいくつかのデモを交えて解説致しました。

 

そして、最新のColdFusion9、及び、2011年5月にリリースされたColdFusion Builder 2 の紹介の紹介へ。ここでは2つのデモを行いました。一つはColdFusion 8から追加されたAJAX機能。ColdFusion9ではその機能が強化され、個々のAJAX機能も使いやすくなりました。もう一つはEXCEL機能。イントラ系での採用も多いColdFusionでは、EXCEL機能との連携が長い間待たれていましたが、ColdFusionタグ・関数ベースでEXCELのセルデータの抽出やEXCELファイルの書き出しなどができる事を紹介しました。

新たに追加されたAJAXベースのセレクトリストとグリッドを連携、セレクトリストの操作によってグリッド上のデータを書き換えるデモや、フォーム に入力した入力データをAJAX機能を使ってColdFusion(CFC)に渡し、サブミットと同等の処理を行うデモなど、インタフェイスによるWeb アプリケーションの構築を感じて頂くとともに、一部コードを紹介を交えながら紹介しました。

ColdFusionのAJAX機能は、CFタグ・関数に加え てJavaScriptベースの関数も用意されています。ブラウザの機能に縛られていたユーザーインターフェースを進化させることができる事に興味を持っ ていただいたと思っています。

これまではExcelファイルをそのまま扱うことができず、一旦CSV等に変換するなど、手間が掛かっていた処理ですが、ColdFusion 9 からは、追加されたCFタグ・関数を使用してExcelファイルに対する操作が可能です。

例えば、Excelセルからのデータの取得では、セルデータから取得した値をデータベースからと同様のクエリ形式で取り出すことが可能。その他にもメモリに読み込んだExcelデータの一部のセルの値を書き換え、別のExcelファイルとして書き出すなどが可能です。

デモでは、それらをコードを交えて紹介しましたが、右の例にあるように簡単な記述でExcelファイルが扱えるところを見て頂き、興味を持って頂きました。

 

また、以前のバージョンのColdFusionをご利用の方に対して、現在のColdFusionのトレンドとして、様々なシステムと連携するためのCFタグや関数が追加されている事、そして、MX以降に追加されたColdFusionコンポーネント(CFC)を使う事で、単なるロジックの分離に限らず他のサービスやFlash/AIRなどのリッチクライアントのバックエンド処理としてColdFusionが統合ハブ的な役割で活用できることなどを説明しました。

 

その後、ColdFusionコンポーネントのデモを行いました。内容は、ColdFusionコンポーネントで作成した一つの処理(メソッド)を複数から呼び出すもので、ColdFusionから呼び出しHTMLテーブルに表示したり、AJAX機能を使ってGridに表示したり、そしてFlash Builderで作成したFlashからRemoting機能を使い呼び出す方法などを紹介しました。

Flash Builderに装備されているColdFusionコンポーネントへの接続や呼び出しを行う機能のデモは、開発元のアドビ システムズ社のWebサイトのデモを使用しました。

http://www.adobe.com/devnet/flex/flex_cf.html

Flash Builder側ではデザイン画面と設定ダイヤログ画面の操作のみで、呼び出し先のColdFusionコンポーネントのサービスの登録と、GRIDを配置して、ColdFusionコンポーネントのサービスを紐づける事ができる例を紹介しました。(※今回は簡単なサンプルの動作の紹介となりますが、その他の色々なサンプルに関しては、上記のリンク先に掲載されています)

尚、デモに使用したFlash Builder 4.5 Standard版は単体パッケージでも販売されていますが、ColdFusion Builder 2 製品版にも同梱されています。ColdFusion Builder 2 を購入すればColdFusionの開発もFlash/AIRベースのアプリケーションもエディタによる開発が可能となります。

 

最後はマイグレーションに関する補足資料についての簡単な解説をおこない、セミナーは終了となりました。

セミナー終了後も多くのお客様が残って頂き、ColdFusionに関する様々なお話をさせて頂き、私たちスタッフも多くの刺激を受けるとともに、今後も関西のユーザーや関西を拠点に活動されているColdFusionユーザーグループの『ColdFusion女史』の方々と積極的な交流を続けていこうと思いました。

※今回マイグレーションセミナーにて使用した資料を一般公開しました。下記よりダウンロードして頂けます。

 

 

最後に、本セミナーの開催のために多くのご協力を頂きました、株式会社アイ・ティ・フロンティア西日本支社のご担当者様にこの場をお借りして御礼申し上げます。本当にありがとうございました。


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