ColdFusion 2016 アップデート 3 について

※本ページは、下記のメーカーサイトの情報を部分的に抜粋して日本語で紹介していますが、内容の正確さや最新さを保証するものではありません。また、本ページの内容とオリジナルの英文ページとの間に齟齬や矛盾があった場合(英文ページで情報が追加・変更された場合も含む)には、オリジナルの英文ページの情報を優先して下さい。

 

2016年10月03日(US時間)に ColdFusion 2016 Update 3 が公開されました。

ColdFusion 2016 Update 3 は、 Windows 10 Version 1607 と IBM Websphere Application Server 9 のサポートが加わった他、いくつかの機能強化(構造体のソート等)とおよそ180個の不具合の修正(公開・非公開含む)が行われています。

※このアップデートには、ColdFusion 2016 Update 1~2の修正も含まれた累積アップデートとなります。

2016.11 補足
ColdFusion 2016 Update 3 のビルドが更新されていますが、こちらは ColdFusion 2016 Update 3 (build 300357) を導入済みで APIマネージャーを使用されている方を対象とした修正となります。該当される方は、一旦 ColdFusion 2016 Update 3 → Update 1 にロールバックした上、更新された Update 3 (build 300466)を適用下さい。

 

ColdFusion 2016 Update 3 の適用は、ColdFusion Administrator の[サーバー更新]より行えます。更新機能についての情報を確認したい方は、下記の記事をご覧ください(記事は ColdFusion 10 をベースに作成されていますが、ColdFusion 2016も同様です)。

 

※早期アクセス(pre-release)をインストールされた方は、本アップデート適用前に早期アクセス版のアンインストールを行って下さい。

(参考手順)

  1. ColdFusion Administratorの[サーバー更新]-[インストール済みアップデート]からインストールした「早期アクセス(PreRelease)版」をアンインストールします。
    • [システム情報(Administrator画面右上の i アイコン)]ページの「バージョン」を確認し、リリースビルド(2016.0.03.300357)よりも前のビルド番号の場合は早期アクセス版となります。
  2. [サーバー更新]-[設定]タブを選択し、「サイトを更新」の『デフォルトのURLを復元』ボタンを押して、アップデータのダウンロード先URLを元に戻します。
  3. [使用できるアップデート]タブを開くと、正式版のアップデータが表示されます。

 

  • その他
    • 本番環境へのアップデータを適用前に、テスト環境等でパッチの適用方法の確認とパッチ適用後の十分な動作確認を行って下さい。
    • (更新)メーカーサイトのアップデートページに追記がされました
      Update 3 で IIS のコネクタの修正が行われているため、 IISとColdFusion 2016との接続コネクタのアップグレードを行って下さい。「webサーバー設定ツール」を起動し、登録済みのwebサーバーとの接続設定を選択し「アップグレード」ボタンを押します。
       
      ※「Webサーバー設定ツール」の起動方法は、下記のオンラインマニュアルをご覧ください
      https://helpx.adobe.com/jp/coldfusion/configuring-administering/web-server-management.html#WebServerManagement-Webserverconfiguration
    • ColdFusion Administratorの[サーバー更新]-[更新]画面で、アップデートの[ダウンロードとインストール]を行う際に「[cf_root]/cfusion(インスタンス名)/hf-updates/hotfix_003.propertiesファイルの書き込みを行う際に、エラーが発生しました」エラーが発生した場合は、[cf_root]/cfusion(インスタンス名)/hf-updatesフォルダに書き込み権限があることを確認して下さい。
    • メーカーのアドビ システムズ社は、ColdFusion Administrator(/CFIDE/administrator)および、AdminAPI(/CFIDE/AdminAPI)への外部からのアクセスをブロックすることを強く推奨しています。それら詳細は、ColdFusion 2016 の LockDown Guide をご参照下さい。
    • Java 1.8 環境上での ODBC Socket の動作に関する修正は、Update 2で行われています。詳しくは下記をご覧ください。

 


記事公開日:2016年10月04日
最終更新日:2017年04月27日


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