ネットワーク上の別サーバーの共有フォルダに対する操作に関する参考情報

Windows サーバー上で動作しているColdFusionからネットワーク上の別サーバーの共有フォルダ等に対する処理についてのポイント等を紹介します。


(ケース1)cffileを使用してネットワーク上のファイルサーバーの共有フォルダ内のファイルを操作したい場合

Windowsサーバー上でColdFusionをインストールしてサービス起動した際のユーザーはSYSTEMアカウントとなります。このアカウントではリモートの別サーバーの共有フォルダへの操作には対応していません。

別のサーバーの共有フォルダへの操作を行いたい場合は、以下の点を確認してください。

  • ColdFusionをインストールした Windowsサーバーと接続先のリモートサーバーのそれぞれのOSに同じユーザー名とパスワードを使用するユーザーを作成する必要します
    • それぞれのOSに同じユーザーと同じパスワードを登録してください。また、そのユーザーが
      共有フォルダに対して、適切なアクセス権を持っていることを確認してください
       
  • ColdFusionの起動を、①で作成したユーザーで行う必要があります
    • 「ColdFusion 2023|2021 Application Server」サービスを停止し、そのサービスのプロパティを開き、[ログオン]タブを開いてください。デフォルトは「ローカル システム アカウント」ですが、「アカウント」に変更して、①で作成したユーザーとパスワードを指定してください
       
  • cffile等でリモートサーバーの共有フォルダにアクセスするためのパスを指定する際は、ネットワークドライブではなくUNCパス(\\IPアドレス\共有名(共有ディレクトリ)\)で記述する必要があります
    • (参考サイト)UNCとは
    • ネットワークドライブは、ログインしているユーザーに対するドライブの指定となります。サービスで起動するColdFusionで正しく呼び出せるためにはUNCパスで記述してください。

(ケース2)IISのWebサイトのパス(物理パス)をファイルサーバーの共有フォルダに指定し、そこにcfmやcfcファイルを置いて呼び出す場合

IIS(ColdFusionをインストールした Windowsサーバー)と物理パスに指定したリモートサーバーの両方のOSに同じユーザーと同じパスワードを登録し、IISのパス(物理パス)の「パス資格情報」にそのユーザーを指定して、cssやjpg、htmlなどを呼び出すことができますが、cfmやcfcは読みだすことはできません。これは、cfmやcfcなどColdFusionサーバーで処理を行うリクエストがあった際に、ColdFusionからリモートサーバーにファイルを取得できないためです。ファイルを取得できるようにするには、(ケース1)と同じく、「ColdFusion 2023|2021 Application Server」サービスの実行ユーザーも設定する必要があります。

設定方法については、(ケース1)と同じですので、そちらを確認してください。


(注意)「ColdFusion 2023|2021 Application Server」サービスの実行ユーザーを指定した場合、以下の制限に該当する場合がありますのでご注意ください。

  • ColdFusion Administratorから Update の適用が行えなくなります
    • 主な原因は、指定した実行ユーザーでは、AdministratorからのUpdateの適用時に行われるサービスの停止が行えないためです
    • ColdFusionのロックダウンを行っている場合は、Updateを適用する際の、ColdFusion内のファイルやフォルダの書き換えを行う権限を持っていない場合もあります
  • Enteprise版で使用可能なマルチインスタンスの追加の際に、問題が生じる場合があります。
    • 「エンタープライズマネージャー」で新規インスタンスを追加する際の『Windows サービスの作成』にチェックを入れても、Windowsのサービス一覧にそのインスタンスのサービスが登録できません。これは、実行ユーザーがサービスの登録を行う権限を持っていないためです
      • 追加したインスタンスの起動・停止はcfusionインスタンスのColdFusion Administratorから手動で行うか、あるいは、インスタンスを追加するときに限り、一時的に実行ユーザーをデフォルトのSYSTEMアカウントに戻してから操作を行ってください
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